桜島

ご挨拶

2015年度 H・C第12期 2016年3月31日をもちまして無事に終えることができましたのも、ご縁を頂きました皆様方のご指導ご協力のお陰と心から、社員一度感謝申し上げます。
年に一度の参上になりました、西郷隆盛似の野元が1年のお礼を込めてこの1年の振り返りをさせて頂きたく存じます。
今年度も多くのニュースが日本列島を駆け巡りました。
10月からはマイナンバーの施行、安全保障関連法の成立やTPP大筋合意、2020年東京五輪エンブレム撤回など我々を取り巻く政治の動きも大きくあり、イスラム国の日本人殺害、関東・東北豪雨8名死亡、そして先日3月11日は忘れてはならない東日本大震災も5年を迎えました。日本人として人間としてこの出来事を決して忘れてはなりません。
その中でも建物の杭データ偽装問題と建築業界ではあってはならない問題が起きました。弊社にとっても身の引き締まる思いと業界の責任を今一度考えさせられる出来事となりました。
そんな中にも明るい出来事もありました、日本人ノーベル物理学賞2年連続受賞や北陸新幹線、北海道新幹線開業など、何より2015年はラグビー日本代表の五郎丸ブームに沸いた1年でもありました。Wカップでこれまで1勝しかできなかった日本代表が過去優勝2回の強豪、南アフリカに試合終了間際に劇的な逆転勝利をし、3勝をあげるという歴史を変える瞬間ともなりました。
過酷な練習を課し、素早いパスや連続攻撃、低く鋭いタックルを磨き上げて体格差を補ったそうです。
誰よりも何処の国よりも練習を重ねてきたという自信、強みを活かしその強みを磨き上げてきた確信がこの劇的勝利をつくり上げたのだと思います。
我々H・Cは、このような時代の中で一つ一つの課題に取り組み、一人一人の底上げをし、チーム力アップ、個の強みを最大限活かし、掛け算集団を目指した一年でもありました。理想まではまだまだですが、多少の成長と手応えは充分に感じることの出来る一年となり、来期13期に繋がる一年となりました。
また、第12期6月には以前より計画しておりました沖縄法人を立ち上げさせて頂き、福岡支店立ち上げから9年目で3つ目の拠点を構えさせて頂きました。
しかし業界は職人不足での単価の高騰、工期への影響など様々な問題をなかなか解決できない一年でもあり、多くのお客様にご迷惑をおかけした一年でもありました。
大変申し訳なく感じている次第です。
多くの課題から目を背けることなく一つ一つ地に足を付け、粘り強く解決策を導き、より一層お客さまのお役に立てるように、努力を積み重ねていかなければならないと強く感じております。
我が国日本は2020年の東京オリンピックを迎えます。
この2020年の変革期を迎えた時にどのような状況で組織があるかでその後は大きく変わると考えております。
ひと、もの、かね、じょうほう、そして組織力、全てのレベルを上げ、どれだけの準備ができるか、どれだけの環境がつくれるか、2020年に照準を合わせ、どのような状況が起きようとも、必ず生き残り変化に強い企業づくりを目指さなければなりません。
第13期も無理をし過ぎず、着実に確実に前進し、勝負の時代に勝負の出来る環境づくりに全力を注ぎ、企業理念の下、H・C大ファミリーを創り上げて参りたいと思います。
第12期も多くの方々とのご縁を頂、多くの経験、実績も積み上げさせて頂いたことに改めてお礼を思い上げると共に、第13期も少しでも皆様方に恩返しの出来るような組織づくりを目指して努力邁進する所存ございますので何卒ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
2016年度もH・C社員の成長に是非ご期待ください。
私の健康管理:一度重くなった体も、愛娘の一言で13キロ減させました。
目標値までは、もう少しですが必ず13期は達成します。
私に厳しくなってきた愛娘も4月から小学校に通います。

代表取締役 野元 若家