桜島

ご挨拶

年一回の参上になりました、西郷隆盛似と言われる野元が一年の感謝を込めてご挨拶させていただきます。
2016年度第13期も多くの方々に支えられ、ご支援いただき3月31日をもって無事に締めくくることが出来ましたことを心より感謝申し上げます。
今年度も、多くのニュースが日本列島を、世界中を駆け巡りました。
4月に電力小売り全面自由化になり、あのシャープが台湾企業に買収。
中でも、熊本県で発生したM6.5、同県益城町では震度7を観測し、熊本城をはじめ多くの建物が倒壊し20万人が被災したことは私にとって大きな衝撃であり、考えさせられる出来事でした。
熊本にはお世話になっている方、多くの知人もおり、地震の後何度か物資を持って現地に入りましたが一人一人の顔を見るたびにホッとして言葉を交わす中で人間の底力を感じ、私自身も今度の人生を考えさせられました。
この時代を今生きる我々が何をし、どのように未来を残すべきか、一人一人が真剣に考えなければと思います。小さい事かもしれないが、小さいものが積み重なり大きなものに繋がると信じて、まずは自分が出来る事から一つずつコツコツとやり続けていきます。
5月にはオバマ大統領がアメリカ大統領として初めて広島を訪問、平和記念公園で演説をしました。
平和を訴える中、世界中ではテロ事件や日本の中でも許しがたい事件、事故が多く発生し、各国指導者の失態や死去など、時代は大きく変わろうとしています。
経済に目を向けると、7月にソフトバンクが英国の半導体設計大手ARMを買収し日本企業によるM&Aとしては過去最大規模になりました。「ポケモンGO」が社会現象となるなど世界中の貧困の差が広がり、日本でも強く感じるようになったのも事実です。
11月にはアメリカ大統領選で不動産王ドナルド・ジョン・トランプ氏が当選し世界中に衝撃が走ったのは正直な意見だと思います。
時代の大きな変革期の中、企業の在り方、人生の在り方を今一度見直し、今後の目的、存在意義を今まで以上に明確にしなければと感じます。先ずは2020年に目を向け、強く柔軟性のある組織、人財、大ファミリーを創り上げ、如何なる時代が来ようとも前に進む準備をしっかり整えなければならないと思います。
先行きの見えづらい中、混沌とした時代に無事第13期を終え第14期を迎えることが出来たのは、日頃からのご支援、お力添えをいただいておりますお客様、関係各社の皆さま、日頃から努力を積み重ねている社員のお陰だと心から感謝申し上げます。
2017年度第14期も社員一丸となり小さな事をコツコツと積み重ね、丁寧に謙虚に素直に努力し皆様のお役に立てますように、夢に少しでも近づけるように全力で望む所存でございます。
今年度もご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。
平成29年 3月31日
代表取締役 野元若家