感謝
ありがとうございます。
2014年4月10日をもって弊社ヒューマン・クレストは10周年を迎える運びとなりました
これもひとえにこれまでご縁いただきました方々のご支援、ご指導の賜物だと思っております。
心から感謝申し上げます。
西郷隆盛似の私、野元若家が社員を代表して10年間の振り返りさせて頂きます。
2004年、私が26歳の時に鹿児島市加治屋町にて産声を上げたヒューマン・クレスト。多くの方が私の前から去り、想定していた以上のものでありました。毎日のように嫌がらせ、そんな中でも二人の社員を食べさせていかないといけない、守らなければいけない、毎日が現実から逃げ出したい日々の連続、そんな中でも応援してくださる方々が私の支えでした。「若ちゃん俺お金ないから、この契約書印鑑押して!」CVS開発部長のM部長、それが弊社の記念すべき初めての仕事、その仕事を発注して頂いたのが尊敬する一人でもあるS社のY社長。
「銭を追うな、人を追え」今でも私の基本です。
創業から半年が過ぎたころ私が日ごろから尊敬し、何時も応援して下さるH社長から、「出る杭は打たれる、しかし出すぎる杭は打ちきれない、野元君だったらできるから自分を信じて貴方らしく真っ直ぐ進みなさい」心に響きました、目の前の霧が消え、光が差してきた感覚でした。
多くの方にお言葉を頂き、フォローして頂き感謝の言葉が頭から心に落ちてくる感覚を覚えた半年でした。感謝という意味がやっと分かったような気がします。
仕事に集中できる状況にもなり、そのころ弊社の一番の古株でもあり私の心の支えでもある桑畑聡が入社してきました。その桑畑聡が本日4月1日をもって常務取締役に就任いたしました。
自分を信じて真っ直ぐに、それからは仕事に集中しスタッフ4人と走り出しました。
若い社長、若い会社、印象だけでまともに相手もされず、悔しい思いもいっぱい感じながら、不義理をされることも日常茶飯事、それでも自分の信念を真っ直ぐに、裏切られても裏切る人間にはなりたくない、H・C社は「本物人間」を目指し人間成長する企業であり続けなければならない。毎日自分に言い聞かせながら開発業に打ち込み、目の前の人の為に、お客様の為に、私を信じ期待して下さる方々の為に、私らしく成長していかなければ!その一心で毎日を走ってまいりました。
2期が終わり3期目いよいよ計画していた福岡支店の出店、やっと鹿児島での認知も少しずつついてきた中での新たなチャレンジ、現在グループ会社取締役部長の伊藤貴光が入社し新人の彼との賭けでもありました。創業当時と同じく福岡市場にて当然のことながら認知度のない弊社、毎日毎日悔しい思いの日々、伊藤と語り合う日々、罵声も浴びせたことも数知れず、何度も何度も這い上がってくる彼の姿勢に勇気づけられ必ず成功させるこの一心で邁進してきた結果、今では少しずつではありますが認知度も上がり、九州一号店など多くのお店創りに携わらせて頂きました。鹿児島、福岡での市場でも実績とともに認知度、信頼を少しずつ頂きながら社員も増え創業時の3倍くらいになった4期目を終わろうとする頃、このままではヒューマン・クレストではなく、野元商店のまま終わってしまうと思った私は、大きな決断をしました。
社員を信じ現場を離れヒューマン・クレストを創ろうと強く決意し第5期を迎えました。
結果は大失敗、業績も落ち込み自由と責任のバランス、社員との距離感のバランス、全てのバランスを崩し、中期計画も順調に来ていましたが一度崩れたものを立て直すには3倍もの時間とエネルギーが必要なことにも6期からの三年間は大きな学びとなりました。
マイナスなことだけではなく、一番大切なバランス感覚を学び、こんな時に一番私に食らいついてきた社員が現営業課長の今井一紀、努力の天才彼のひた向きに努力する姿を見て、こんな人間に日の当たる会社を、活躍できる企業を創っていくと、ここでも社員に大きな勇気をもらいました。
そんな建て直しの中でもH・Cは歩みを止めません。中期経営計画でもあり、現在のボトルネックでもある固定収入、安定企業に向けて商業店舗管理というこれまでの事業を生かした新しい事にチャレンジしております。その責任者がH・C一番の頭脳派、里祐輔、その為に彼には多くのエリアを経験させ九州の中でも最大手の不動産会社M社で勉強させて頂き、現在ソリューション事業部責任者として彼が見えない未来を必死に日夜開拓しております。
この10年間を振り返りますと、人間への不信感悔しさ、新事業での失敗、経営のバランスの難しさなど多くの反省と学びもありますが、それ以上に皆様とのご縁、そのご縁からの多くの学び人間の温かさ、そして何より個性派ぞろいの社員がいてくれて、支えてくれたからこそ、10周年を無事に迎えることができたという感謝の気持ちでいっぱいです。
経営の要、経理の大江課長、発想豊かでムードメーカーの池島主任、建設の新たな要脇田主任、新しい風を吹かせてくれている下釜さん、縁の下の力持ち日高さん、笑顔が最高で一番の成長株松尾さん、経験豊富の松山さん、3期目に私の無理を聞いて入社して頂き、今までの経験をフルに生かして頂いている野元顧問、誰一人欠かすことのできないH・C社員(同志)。この社員をここまで育てて頂いたのも日ごろからお世話になっている皆様方であるといつも感謝しております。
そして、この10年間に力を頂いた数多くの卒業生にも心から感謝申し上げます。
この10年多くの出会い、別れ、喜び、苦しみ、沢山の経験をいたしました。やっとこの10年を迎えることで経営者として企業としてスタートラインに立てたような気がしています。H・Cはどんな時も感謝の気持ちを忘れずに、人間の学び舎として「本物人間」への追及をし、日々一生懸命チャレンジを忘れることなく皆様が誇りに思っていただけるような企業(人間)を目指します。そして夢・目標に向かい社会に必要とされる企業へスタッフ(同志)と共に熱く、熱く走って参ります。5月24日には城山観光ホテルにて日ごろの感謝を込め「感謝祭」を開催いたします。目一杯見栄を張らせていただきました。この城山観光ホテルで感謝祭を開いた企業として恥じない企業を創り上げていく誓いと、決意で開催いたします!
皆様方には、お忙しい中ご無理を申し上げますがこの場をお借りし多くのご出席心からお願い申し上げます。
時代はこれから益々スピーディーに激しく変化していくことと思います。その変化に柔軟に対応し、人間成長できる企業を、皆様方に感動と恩返しができるような企業を、社員と共に一生懸命創り上げて参ります。これからも是非H・C社に注目して頂き期待をして頂きたいと思います。
10年間本当にありがとうございました。
これからもご指導、ご鞭撻よろしくお願い申し上げます。
感謝!感動!感謝!