雑学のお話をさせて頂きたいと思います。
皆さんも普段、何気なく使っている言葉の意味や語源を考えた事はないですか?
例えば、居酒屋等に行ってお金を支払う時に言う「お愛想」は、本来お店側が
「お愛想が無くて申し訳ありません」とお客に勘定書を差出ながら言っていた言葉が
語源であり、本来の意味で客側から「お愛想」と言うと「愛想が尽きたので精算を」の意味になってしまいます。
また、諺でも「秋茄子は嫁に食わすな」
の由来は、姑が憎らしい嫁に美味しい秋茄子を食べさせるのは、勿体ないという意味が有力ですが、秋茄子は体を冷やすので大事な嫁の体を思っての意味と、秋茄子は種が少ない為、子宝に恵まれない意味もありますが、どちらにせよ美味しい秋茄子は姑が一人で食べたい言い訳が語源みたいです。
最後にちょっと怖い語源を紹介します。
「指きりげんまん」は、遊郭で働いていた女性が大事なお客への普遍の愛を誓う為に
自分の小指を切り落したのが語源になっています。
また、「げんまん」も「拳万」と漢字で書き、約束を破ったら拳で1万回殴るの意味があります。もともと「指きり」でだけであったのですがより約束を強める為に後に付け足されたものです。
皆さんも語源を知ったら、簡単に
「指きりげんまん」は、出来ませんよね。