こんにちは
鹿児島からYがお送りいたします
さて、読書が趣味な私Yですが
最近は本屋大賞にノミネートした本を読んでいます♪
大賞を自分なりに予想するのも楽しいものです
ここでおすすめの本をご紹介
(本屋大賞とは関係ないですが笑)
辞書になった男
~ケンボー先生と山田先生~
皆さんは辞書を使ったりしますか?
私は本を読むときは必ず辞書を使います
ご存知の方も多いかとは思いますが、
辞書にも色々種類があります一般的に知られているのは、
・現代語を多く収録した『三省堂国語辞典』
・独特な語釈が特徴の『新明解国語辞典』
この二冊じゃないでしょうか。(ちなみに私は新明解を愛用しています
この辞書を書いたのは見坊豪紀と山田忠雄という二人で、実は大学の同期生。
元々は二人で『明解国語辞典』という一冊の辞書を作っていました。
そして次第に己の理想を追求して別々の道を歩みはじめ、見坊は『三省堂国語辞典』を、山田は『新明解国語辞典』を書き上げることになりました。
二人はなぜ決別したのか?そういったことが書かれているノンフィクションの本です
5年前?くらいに本屋大賞になった『舟を編む』という本も話題になりましたが、
こちらは辞書作りを通して人の凄さを知ることのできるそんな本です
最後に、私が驚いた「新明解」の語釈を一つ載せておきま
【動物園】
生態を公衆に見せ、かたわら保護を加えるためと称し、
捕らえて来た多くの鳥獣・魚虫などに対し、狭い空間での生活を余儀なくし、飼い殺しにする、人間中心の施設(第四版)
現在は第七版まで出ていますが、こちらは抗議が出て変更されています。
この他にも新明解は言葉の意味を考えさせられるものが多いです
まだまだ寒くて外にでたくなーい!
そんな日は読書をしてみたり辞書を読んでみたりしてはいかがですか?