台風のお勉強

こんにちは年長組Nです(^^) 毎日暑いですね。
これからが夏本番ですが、さて夏と言えば・・・「台風」
今年も先日12号が発生して通り過ぎましたよね。
夏に圧倒的に多い台風ですが、今年は1月に1号、2月に2号、3月に3号、4号と発生していて、実は昨年6月から毎月最低1つの台風が発生しているんです
日本へ近づいてくる台風以外はあまり気にしないので、気が付きませんでした。
年ごとの発生数では(ここ30年)2010年14個が最少で、多い年は1994年36個が第1位、次いで2013年31個となっています。
ただ日本への接近・上陸は2004年が例外的に19個接近うち10個の上陸というのがありますが、年平均で10個前後の接近に2~4個の上陸となっているようです
台風で気になるのは個数よりも強さですよね。最近ではあまり怖い思いをした台風は無いように思いますが、統計資料で見ますと、一番近いものでは1993年9月3日930/hPa(鹿児島県薩摩半島南部上陸)というのが1951年以降で第3位となっています。この年、鹿児島は8.6水害もあり、大きな被害が出ました。
ところで、日本に近づく強い台風はほとんどが9月発生の台風です。
これは、太平洋高気圧の勢力の強さに大きく影響を受けています。
日本列島の7月8月は太平洋高気圧に覆われているため、日本へ近づかずに北上しますが、9月になると太平洋高気圧の勢力が弱まるため、日本列島のほうへ曲がってきてしまうのです。そのため台風が日本列島を縦断するということになり注意が必要です
台風の授業のようになってしまいましたが、毎年のことで慣れが生じているところもあるかと思います。災害は忘れたころに・・・と言います。
油断せずに行動したいものですね。
以上、ヒューマン・クレストの気象予報士(自称)でした☀